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Supreme Tシャツ図鑑|歴代の名作60枚(Box Logo・フォトTee・グラフィティ・アート)
この記事の要点
- Tシャツは当サイト収録1,267件。Supremeの原点であり、コラボの受け皿として最も幅広いカテゴリー
- Box Logo Tee・フォトTee・グラフィティ・アート・音楽・日本・カルチャー・定番ロゴの8系統で60枚を厳選
- 過去シーズンのTシャツは再販されない。年代と型を特定してから2次流通で探すのが近道
Supremeは1994年、ニューヨークのスケートショップとして始まった。最初期の商品にTシャツがあったとされ、以来30年、Tシャツはブランドの原点であり続けている。当サイトには1,267件のTシャツが収録されており、Box Logoからアーティストとのコラボまで、Supremeの幅の広さが最もよく出るカテゴリーだ。
この記事では、収録データから60枚を選び、8つの系統に分けて紹介する。画像はすべて当サイトのアーカイブ実データで、各画像から個別ページ(相場チェック付き)に飛べる。
1. Box Logo Tee — ブランドの看板と、その変奏
赤地に白抜きの「Supreme」。Barbara Krugerの作品を思わせるこのロゴは、ブランドの初期から使われている。無地のBox Logo Teeは毎年出るわけではなく、収録データでは2023 FW・2024 SSなど数年おきの登場で、それ以外の年はコラボ版が主役になる。
コラボ版のBox Logo Teeは、ハイブランド(Louis Vuitton、Tiffany & Co.、MM6 Maison Margiela)、アーティスト(Damien Hirst、KAWS)、チャリティ(村上隆のCOVID-19 Relief)と、相手が変わるたびに市場の注目を集めてきた。系譜の全体はBox Logo図鑑を参照。
2017年のLVコラボ。モノグラム地のBox Logoはリセール市場の象徴的存在
スピン・ペインティング風の背景。アーティスト×Box Logoの初期例
KAWSの「XX」を組み込んだBox Logo
ブランド25周年を記念したとされるスワロフスキー装飾のBox Logo
村上隆のフラワーを配したチャリティTee。売上はコロナ支援に充てられた
ティファニーブルーのBox Logo
MM6 Maison Margielaとのコラボ版Box Logo
アラビア語版のBox Logo。2026年春夏
2. フォトTee — 春夏の恒例、著名人の肖像
Supremeは春夏シーズンを中心に、ミュージシャン・俳優・モデルの写真を大きく載せた「フォトTee」を出し続けている。被写体の選び方にブランドの趣味が出るため、コレクターの間では年代を語る目印にもなっている。
2008年のKermit(撮影はTerry Richardsonとされる)と2012年のKate Mossは、フォトTeeの代表格として今も相場が高い。2016年のMorrisseyは、本人が発売に異議を唱えたと報じられたことでも知られる。
2007年。ボクサーのマイク・タイソンを起用
2008年。Box Logo Teeを着たカーミット
2012年。レオパードのコート姿のケイト・モス
2015年。ニール・ヤングの肖像
2016年。ザ・スミスのモリッシー
2017年春夏。シャーデーの肖像
2017年秋冬。ラッパーNasの肖像
2019年秋冬。メアリー・J・ブライジ
2019年春夏。レゲエのブジュ・バントン
2020年。2012年コーチェラで話題になった2Pacのホログラム映像がモチーフ
3. グラフィティ/ストリートアート — ニューヨークの地元性
スケートショップから始まったSupremeにとって、グラフィティは同じ街の隣人だ。ニューヨークのグラフィティ第一世代であるFutura、「ゴシック・フューチャリズム」を提唱したRammellzee(2010年没・2020年のコラボは没後)、1980年代の女性グラフィティライターの先駆けLady Pinkなど、歴史的な書き手との協業が続いている。
スケートボード界のアーティストも欠かせない。Mark Gonzales(Gonz)はスケーターでありアーティストで、Supremeとの関係は長い。Sean Cliverはスケートデッキのグラフィックで知られる。タグやステンシルをそのままグラフィックにした「Handstyle」「Stencil」のような無名のTeeにも、この文脈は流れている。
2020年秋冬。Futuraの手書きロゴ
2024年春夏。FuturaによるBox Logoの再解釈
2020年春夏。Rammellzeeのタグ
2021年秋冬。Lady Pinkの作品を使用
2010年秋冬。NYのストリートアーティストCOSTのタグ
2017年秋冬。Mark Gonzalesのドローイング
2022年秋冬。Gonzの肖像
2021年春夏。KAWSのチョーク書きロゴ
2008年春夏。Sean Cliverのイラスト
2022年春夏。手書きタグをそのまま載せた一枚
4. アート・写真 — 美術館級の作家との協業
Supremeのアーティストコラボは、ストリートに留まらない。Jean-Michel Basquiat(2013年)、Christopher Wool(2021年)、Mike Kelley(2018年)といった現代美術の作家、Nan Goldin(2018年)や森山大道(2022年)といった写真家、映画『KIDS』の監督でもある写真家Larry Clarkなど、作品そのものをTシャツに載せる形が多い。
音楽家でありアーティストのDaniel Johnstonのカエル、Sex Pistolsのアートワークで知られるJamie Reidの「Anarchy」など、カウンターカルチャー寄りの人選もSupremeらしい。
2013年秋冬。バスキアの作品を使用
2021年秋冬。Christopher Woolの文字作品
2018年秋冬。Mike Kelleyの「Ahh…Youth!」
2019年秋冬。NYの画家Martin Wongの「Big Heat」
2018年春夏。Nan Goldinの写真作品
2022年春夏。森山大道の「野良犬」
2017年春夏。Larry Clarkの写真
2020年春夏。Daniel Johnstonのカエル
2021年春夏。Jamie Reidの「Anarchy」
5. 音楽 — パンク、ハードコア、ヒップホップ
バンドTeeもSupremeの得意分野だ。2006年のPublic Enemy、2008年のBad Brains、2010年のThe Clash、2013年のMisfitsと、ニューヨークのハードコアからUKパンクまでを横断する。2018年にはUNDERCOVERを交えた三者でPublic Enemyを再びテーマにした。
2006年秋冬。Public Enemyのロゴ
2008年秋冬。Bad Brainsの「Pay To Cum」
2010年春夏。The Clashのアートワーク
2013年春夏。Misfitsの「Crimson Ghost」
2018年春夏。UNDERCOVERとの三者コラボ
2019年秋冬。ウォーホルのバナナのジャケット
2019年秋冬。dead prezの「RBG」
6. 日本 — 大友克洋からYohji Yamamotoまで
日本との協業は、2000年代のWTAPSやNEIGHBORHOODといった裏原系ブランドから、2017年のAKIRA(大友克洋)、2018年のCOMME des GARÇONS SHIRT、2020年・2022年のYohji Yamamotoへと広がってきた。イラストレーター関谷ラノリヒロ(Sekintani La Norihiro)の起用のように、日本のサブカルチャーに深く踏み込む人選も目立つ。日本人デザイナーとの関係はこちらの記事にまとめている。
2007年春夏。WTAPSとのコラボTee
2017年秋冬。AKIRAのカプセル
2018年秋冬。COMME des GARÇONS SHIRTとの分割Box Logo
2017年秋冬。HYSTERIC GLAMOURとのコラボ
2019年春夏。関谷ラノリヒロのイラスト
2020年秋冬。Yohji Yamamotoのスクリブル
7. カルチャー — 映画、キャラクター、ブランド
『スカーフェイス』『燃えよドラゴン』『クロウ』といった映画、スマーフやドラキュラ俳優ベラ・ルゴシ、バドワイザーのようなアメリカの大衆文化も、Supremeのグラフィックの重要な源泉だ。元ネタの使い方についてはサンプリング史に詳しい。
2017年秋冬。『スカーフェイス』の場面
2013年秋冬。『燃えよドラゴン』のブルース・リー
2020年秋冬。スマーフ
2021年秋冬。映画『クロウ』
2019年春夏。ドラキュラ役で知られるベラ・ルゴシ
2009年春夏。バドワイザーのロゴ
8. 定番ロゴ — 毎シーズンの入口
コラボ以外にも、Supremeには繰り返し作られるロゴTeeがある。斜体の「Motion Logo」、アラビア語表記の「Arabic Logo」、店舗の住所を並べた「Shop Tee」などは、数年おきに色を変えて戻ってくる。Box Logoより手が届きやすく、Supremeの入口として選ばれることが多い。
2010年春夏。斜体ロゴの定番
2012年春夏。アラビア語のロゴ
2020年春夏。歴代店舗の住所を並べたTee
2023年秋冬。無地のBox Logo Tee
探し方 — 年代と型を決めてから2次流通へ
Supremeは同じデザインを再生産しないため、ここに載せたTシャツはすべて2次流通でしか手に入らない。当サイトのアーカイブで年代・シーズンを特定し、正式名称で検索するのが最短だ。フォトTeeとBox Logo Teeは偽物が多いので、偽物の見分け方も先に読んでほしい。
「SupremeのTシャツ」の現在の2次流通価格をチェック:
出典
- Supreme 公式サイト
- Supreme Community: Spring/Summer 2012 Tees(シーズン別アーカイブ)
- Supreme Community: Spring/Summer 2020 Tees
- 当サイト収録データ(supsupsup・Supreme公式ストアのクロール・手動登録)
よくある質問
Q. SupremeのTシャツで一番有名なのは?
A. Box Logo Tee。無地版は数年おきの登場で、Louis Vuitton(2017年)やTiffany & Co.(2021年)などのコラボ版がリセール市場で最も注目される。
Q. SupremeのフォトTeeとは?
A. 著名人の写真を大きく載せたTシャツ。春夏を中心にほぼ毎年出ており、2008年のKermit、2012年のKate Mossが代表格。
Q. Supremeはグラフィティアーティストとコラボしていますか?
A. している。Futura(2020年・2024年)、Rammellzee(2020年)、Lady Pink(2021年)、COST(2010年)など、ニューヨークのグラフィティ史に名を残す書き手との協業が続いている。
Q. 過去のSupreme Tシャツはどこで買えますか?
A. 再販されないため2次流通のみ。メルカリ・楽天・eBayで正式名称と年代を指定して探す。フォトTeeとBox Logoは偽物が多いので真贋確認が必須。