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Supremeの偽物の見分け方|タグ・RN 101837・ボックスロゴを年代別に確認【2026年版】

SUPREME ARCHIVE 編集 · 更新 2026-07-16

Supremeは世界で最も偽造されるストリートブランドのひとつ。フリマや個人売買で買うなら、見分けの基礎知識は必須です。ただし先に強調したいのは、「この1点を見れば本物と分かる」という魔法のチェックポイントは存在しないということ。真贋は必ず複数の材料を突き合わせて判断します。

先に大事な話:見分け方の記事を何本読んでも、精巧な偽物を素人が100%判定するのは不可能です。最後の砦は「どこで買うか」。この記事の最後に購入先の選び方もまとめています。

まずはこの判定手順で進める

  1. 商品名・発売年・シーズン・カラーを特定する(当サイトのアーカイブ索引が使えます)
  2. 同一商品・同一シーズンの正規個体の画像を探す
  3. タグ・素材・原産国・寸法を照合する
  4. ロゴ・刺繍・プリント・ファスナーなどのディテールを確認する
  5. 出品者と購入経路を確認する(評価・過去出品・返品条件)
  6. 一つでも説明不能な矛盾があれば購入を見送る

以下、各ステップで見るポイントを詳しく解説します。

① ネックタグ — カテゴリーによって見る場所が違う

「Supremeのタグ」と一括りにされがちですが、Tシャツとパーカーとキャップではタグのつくりがそもそも違います。カテゴリー別に確認箇所を分けてください。

タグの位置や間隔は年代・商品によって異なるため、Supreme全商品に共通する「正解」はありません。比較するときは、必ず同じ商品名・同じ発売シーズン・同じ流通地域の正規個体を参照してください。

② 洗濯タグ — 「直線ステッチ」を全商品に当てはめない

一部のパーカーでは、洗濯タグ上部の一本の直線ステッチや、タグ上端の余白が照合材料になります。ただし、縫い付け方は商品・年代・生産工場によって異なるため、ステッチが曲がっているという理由だけで偽物とは断定できません

洗濯タグで見るべき項目は縫い方だけではありません:

プロの鑑定でも、タグ・縫製・刺繍・プリント・サイズ・ファスナーなどを総合的に確認して判定しています。単項目での断定は素人でもプロでもしません。

③ RN 101837は本物の証明になる? — 単独では判定できない

Supremeの衣類では「RN 101837」と記載されたタグが見られます。ただし、RNは商品ごとに発行されるシリアル番号ではなく、米国で衣類を扱う事業者を識別する番号(FTC=米連邦取引委員会が発行)です。RN 101837があるだけでは正規品の証明にならず、偽物にも簡単に複製できます。

また、すべてのカテゴリー・年代・流通地域の商品に必ず記載されるとは限りません。番号の有無だけで判断せず、書体・配置・素材・原産国表示を、同じ商品・同じ年代の正規個体と比較してください。

④ 生産国 — 「USA製以外は偽物」は誤り

Supremeの生産国は、商品カテゴリー・発売年・流通地域によって異なります。USA製やCanada製だけが正規品とは限りません。例えばフォトTシャツでは、24FW以降にHonduras製の正規個体も確認されています。

「中国製だから偽物」「Honduras製だから偽物」といった生産国だけの判定は危険です。同一商品・同一シーズンの正規個体と照合してください。

⑤ Box Logoの刺繍 — 同一シーズンの正規個体と比較する

刺繍仕様のBox Logoでは、文字の形、文字間隔、刺繍密度、糸の光沢、背景部分の縫い方向を確認します。ただし、Box Logoの仕様は年代・カラー・コラボによって変化します。フォント名や「S」「e」の形だけで判定せず、同じシーズンの同一モデルと比較してください。

刺繍の糸密度がスカスカに見える個体は強い警戒材料です。ただし着用・洗濯・補修による変化もあるため、それだけでの断定は避けてください。

⑥ アーカイブで「存在チェック」— 真贋判定ではなく一次確認

当サイトのアーカイブでは、掲載データから商品名・発売年・シーズン・展開色を確認できます。これは「その商品が公式に展開された可能性」を調べるための一次確認であり、出品されている個体そのものの真贋を保証するものではありません。

当サイトは2002〜2026年の12,779件を掲載しており、2017年2020年など年別ページから各シーズンを辿れます。掲載されていない商品や色を見つけた場合も、直ちに偽物と断定せず、Supreme公式の当時の商品情報や別の信頼できるデータベースと再照合してください。

フリマで買う前に、出品者に要求する写真リスト

文章の説明より現物写真です。以下が出てこない出品は見送りが安全です:

レシート、半タグ、ステッカー、保存袋だけでは本物の証明になりません。付属品自体が偽造されて流通していることが、鑑定事業者からも報告されています。

どこで買うか — リスクの低い順

最後にして最大の防御は購入経路です。リスクの低い順に並べると:

  1. Supreme公式店舗・公式オンライン — 真贋リスクはゼロ。ただし過去アイテムは買えない
  2. 鑑定を介し、偽物だった場合の補償を明示するサービス — 例えばスニーカーダンク(スニダン)は鑑定通過品へのバッジ付与と、偽物だった場合の補償を明示しています
  3. 検品体制と返品条件を公開している中古店 — 2nd STREET / RINKAN / カインドオルなど。店舗検品を通っているが、補償条件は店ごとに確認を
  4. 個人間取引(フリマ) — 最安値が狙える反面、真贋の判断は自己責任

メルカリで買う場合、「評価が高い=商品も本物」ではありません。評価・過去の出品履歴・現物写真(上のリスト)・返品条件・鑑定サービスの有無は、それぞれ別の項目として分けて確認してください。

「気になるアイテム」の現在の2次流通価格をチェック:

メルカリで相場を見る →楽天市場で探す →

当サイトの各アイテムページからも、上記ショップの在庫を横断チェックできます。

よくある質問

Q. RN 101837があれば本物ですか?

A. いいえ。RNは米国で衣類を扱う事業者を識別する番号で、商品ごとのシリアル番号ではありません。偽物にも簡単に複製できるため、RN 101837の有無だけでは判定できません。書体・配置・素材・原産国を同年代の正規個体と比較してください。

Q. Made in HondurasやMade in Chinaは偽物ですか?

A. いいえ。Supremeの生産国は商品カテゴリー・発売年・流通地域によって異なります。例えばフォトTシャツでは24FW以降にHonduras製の正規個体も確認されています。生産国だけでの判定は危険です。

Q. レシートや半タグがあれば本物ですか?

A. いいえ。レシート・半タグ・ステッカー・保存袋などの付属品は偽造品も流通しています。付属品は補助材料にとどめ、本体のタグ・縫製・刺繍を正規個体と照合してください。

Q. メルカリで最低限確認する写真は?

A. 商品全体の表裏、ネックタグの表裏、洗濯タグの全ページ、ロゴの拡大、裾・袖の小タグ、実測写真、そして出品者名と撮影日を書いた紙を添えた写真です。これらが出てこない出品は見送りが安全です。

Q. Box Logoの刺繍だけで判定できますか?

A. できません。Box Logoの仕様は年代・カラー・コラボによって変化します。文字の形や刺繍密度は有力な材料ですが、必ず同じシーズンの同一モデルの正規個体と比較して総合判断してください。

Q. Supremeのタグは年代によってどう違いますか?

A. 書体・生産国表記・タグの構成が時期によって変化しています。全年代共通の「正解」はないため、まず商品の発売年・シーズンを特定し(当サイトのアーカイブで確認できます)、同じ年代の正規個体と照合するのが正しい手順です。

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